一言。とはいえ長いです、行間あけてないので読みづらいです。読んでもらおうというより、心のまま書きました。
管理人のnazoです。
このサイトは通称sosですが、「ソノトキガクルマエニ◎ソノトキガキタラ」が正式名称です。
この10年間の間に、国内では宮城沖、福岡西片、十勝、新潟中越地震等の大きな地震が発生しました。地震研究の専門家、一般の方、防災に興味のある方などを集めてチームを編成し、情報交換し、「地震を未然にとらえ、出来る限り被害を最小限に抑えること」を目的にして、このサイトは作られました。
毎回大地震が起きるたび、「ソノトキガクルマエニ」がいかされなかった事に心を痛め反省し悩んできました。
ほとんどの大地震は、発生前には、何らかしらの観測の異常データがみられていますが、この「異常」は特別大きく特殊ともいえず、結論からすれば、「長期間にわたる異常」になると思います。3/11の発生もまさにそうだと思います。
WEBやメルマガで「これから***に大地震が来ます」とも書けず、揺れる場所のおよその予想はついても、明確な震源や月日の予想は困難です。(地震の研究の精度はまだ最近。地球の歴史から考えれば地震の歴史のデータが不足しています。)
なので当初は「地震注意」のような内容をメールで配信していましたが、しばらくしてからは「防災チェックのお知らせ」とタイトルを変更し、不安を煽らず防災意識を高めてもらう方向に変更しました。
某大学の観測で、尋常でない異常データが出た時には、その夏は、大地震が来るという前提で、私は周囲の人に注意を呼びかけていました。が、後からそのデータは地震前兆ではなく、別のものをとらえていたという事が発表されました。多くの人がそれによって不安を煽られましたが、その時地震対策を強化していた私の周囲の人は、家具や物が倒れる事もなく、スムーズな行動もとったとのことで、今回においては感謝されました。(当時は不安を煽った事に少し恨まれました)
身体を使って人を助けるボランティアとは違いますが、それでも地震情報を毎日閲覧し、勉強し、人と人とをつなげていくのは、それなりの時間と労力も必要です。
しかもただでさえ普段から多忙ゆえ、実際は予想以上に大変です。(そのため、いくつか途中のままになってしまった事があります。/それは後記に)
「地震・災害」には夢や希望はひとかけらもなく、これをテーマに1日のうちの一部の時間を費やす事には、もちろんストレスがかかります。
そもそも私は、地震前に起きる独特な空気を感じる事が多いため、それを前兆キャッチする能力として活かせないかと思い、地震サイトを作ったのがきっかけですが、勿論地震は嫌いですし考えるのも憂鬱です。
それでも減災のため、人のために出来ることがないかと、多忙で心身不良でもがんばってきたつもりです。
私事ですが、数年前に大病を患い、少し前に家族を亡くし、大きなストレスが心身とも襲いかかり、日常生活もままならない2年がたちました。
この数年は、ストレスが一層加わる地震関連の情報交換は、受信だけの一方通行気味となり、特にこの2年は、送受信とも停滞気味となりました。(時々更新されるWEBやメルマガは自宅PC前より病院内や外出先からがほとんどです。3/11は病院内の友人のノートパソコンから。ただでさえ通信状態が悪い上で低スペックノートとメルマガ配信は大変でした)
通院は続くものの、今年3月に入り、心身ともにいくらか落ち着き、日常生活に支障もなくなってきた頃、もともとから気にしていた三陸沖について本能的に調べ始めました。
3/9に三陸沖でM7.3が発生し、余震が連続しました。それが3/11の前震になった事はいうまでもありません。久しぶりにチームのMLに投稿しましたが、勿論久しぶりの投稿、気づいてない人の方が多かったと思います。非力ながら宮城の人たちにも一応事前に連絡はしましたが、大きな範囲には行き届かず、2日後には大津波が発生しました。
また、一時「微振動の調査」として普段から微振動を体感している方を募集しました。
何人かの方が月日と時刻と微振動の細かい内容をレポートして送ってくださり、しばらくはそのデータをエクセルに移し続けました。
最終的に場所と時刻と、その微振動の関係をまとめあげるつもりでいました。
ですが、皆さんに結果報告する前に、1人でそれをする時間と労力に疲れてしまい、そのうち体調不良になったため、中途半端のまま、ご協力していただいた皆さんに連絡もしないままとなってしまいました。
この場を借りて皆さんにお詫びします、申し訳ありませんでした。
それから、私宛にメールも頂いてると思います。宏観現象報告やご意見、相互リンク、その他。それらも前述したような理由の期間、放置状態になっていました。(時々少しずつ数ヶ月たっているメールにも返事をしていますが)
そして何より大地震の前兆をつかまなかった事、東北地方の方に未然に伝えられなかった事、公的機関と何らかの形で発生前と後の話を本格的に持っていけなかったこと、それらすべてに、ごめんなさい。
被災地の報道を見るたび泣けてきますが、時々「もし・・・・津波が来ることがわかっていて、知らせることが出来たら・・もし・・・」、という思いがよぎり、そのまま体調をくずして不眠が続きます。
「たかが1個人の作ったサイトで、そこまで反省する必要はないでしょう」と思う方あれば、「何をやってるんだ、大地震の前兆をつかむことが役目だろう、所詮真剣にやってるわけではないんだな」と、そんな言葉さえ聞こえてきます。
皆さん、そしてこれを読んでくださってる方も、何とも思ってないようには思います。 でも、私は、私なりに多く反省しています。
今回の大地震を引き金に国内では次々各地で地震が発生する事になると思います。
被災された方、家や家族、友人、大事な人たち、ペット、大切な物や思い出、それらを失い、悲しみと辛さの真っ只中にいる多くの方々、それでも前向きに生きようと頑張っている方を、テレビや紙面で見るたびに、目頭が熱くなり、そのまま塞ぎ込んでしまいます。しかしそれは同時に、今自分に出来る最大限の事をしようと思う気持ち、そして日常の些細な出来事もどうでもよくなる瞬間です。
「ソノトキガクルマエニ」が出来なかった分、「ソノトキガキタラ」に、力を注いでいます。
今防災の団体を作っています。
10年前、個人的に恐怖の1つであった地震、「逃げるか直視するか」で、直視して地震の事を学ぶ方を選択しました。今後地震国日本での、防災と被災地への支援を1つの使命と感じている次第です。
私もいつか被災するかもしれません。でも、その日まで、出来る限りの事はやりたいと思います。
前兆をつかむ、などと言っておきながら、たいした事ができず、被災された多くの方々に、お詫びしたく、書きました。
本当にごめんなさい。
1人でも多くの人を。1つでも助けや救いになる事を。人生の目標にしたいです。
2011.5.25 nazo.